私はパニック障害で体調が悪く家にこもってばかりだった頃に、この「借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ」という本に出会い、色々と考え方が変わりました。
この本を読んで、私が心に残って実践していることを紹介していきたいと思います。
Contents
小池浩さん(著者)について
こちらの本を紹介する前に著者の小池浩さんについて簡単に紹介したいと思います。
HP:小池浩オフィシャルブログ
Twitter:@indigodsendai1
現在、心理セラピスト、スピリチュアルカウンセラー、マインドコーチ、パワーストーンコーディネーターとかなりマルチにお仕事をされている方です。
そんな小池さんは10数年前、夢だったアパレルショップを経営し始めたがうまく行かず、借金が膨れ上がり、2000万円(うち闇金600万円)に。
自己破産しか道がない状態に追い詰められたとき、宇宙とのつながりを思い出す。言霊の力を使って潜在意識を浄化し、宇宙に望みをオーダーしはじめてから人生が激変。
宇宙の使者からのヒントやメッセージを指針に、アパレルから撤退。オーリングテストを取り入れた「その人のエネルギーに合うパワーストーンブレス」ショップをはじめたところ、口コミで広がり連日予約でいっぱいに。
借金は10年でゼロになり、その後、収入は増える一方。愛する妻と2人の娘に囲まれて、楽しく願いを叶える毎日を過ごしているそうです。
スピリチュアルに関心のない方や、信じていない方はここで「あれ?」を思ってしまうかもしれませんが、大丈夫です。本の内容はすごく分かりやすく読みやすい内容となっています。
考え方生き方が学べる自己啓発書であってビジネス書?
この「借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが…」は簡単に言うと自己啓発書でビジネス書のでもあります。
著者の小池さんの経歴にあるように、夢であった念願のアパレルショップを開業し多額の借金を抱えてしまいます。
「死んでしまおうか」とも考えていたときにどこからともなく聞こえてきた言葉を実践したことによってそこから大逆転劇が始まります。
ネガティブ思考を変えたいという人におすすめの本です。
私自身、何十年とパニック障害を患い、病院に通院したり、投薬治療、東洋医学など様々なことを実践する中で、「読書」というのは、現実を忘れることのできる方法の1つでした。
基本的に私は病気を患う前からマイナス思考で、パニック障害になってからはさらに不安感は強くなっていたので、ネガティブ思考の方にもおすすめの本です。
まず、私は新しいことに挑戦するときは、「大丈夫かな?」から入ります。基本的に「できる!」とポジティブな考え方にはなりません。
この本を読んで、この考え方ではまずいと直感的に思いました。私のように、物事に対してマイナスから入ってしまう考え方を変えたい方にはとても実践しやすい方法が書かれています。
この本を読む前の私
この本を読んでまず思ったことは、私のネガティブな思考は自分自身を信じていないということに気づきました。起こったこと、これから起こることに対して、マイナスな面しか見ないでいると、それは自分自身を傷つけてしまっていることになるのです。
この本を読んで、「自分自身を信じてあげたい!」と思うようになり、ネガティブな考えが浮かんだとしても、それを受け止め、そこからポジティブな方向に行くように思考を持っていけるようになりました。
もちろん、自分自身の思考を変えることはとても難しいですが、法則さえわかっていればすぐに取り入れることができます。
先程も書いたように、私の思考はまずは「大丈夫かな?」「私にできるかな?」「発作が起きどうしよう」と起きてもいない不安が頭の中でぐるぐるしてしまいます。
口ぐせを、うまくいく口ぐせに変えること
日本には言霊という言葉があるが、日本人には言葉には強力なエネルギーがあることを知っている。
「願いが叶う仕組み」は、簡単にいうと、自分が口から出した言葉はそのまま増幅しているだけ。
「売れない」「できない」「返せない」こんな自虐口ぐせが目の前にやってきた。
人間が陥りがちが3つの口ぐせパターンがある。
1つ目「自虐口ぐせ」、2つ目「なんとかしてください」という懇願口ぐせ、3つ目「夢心地」口ぐせ。
この3つの「NG口ぐせ」をやめて、「完了口ぐせ」にする。
「世界一周しました」「年収2000万円になりました」明確な結果を口にするだけだ。
「電車に乗りたくない」から「電車に乗れた」に変換
そこで、この本に書いてあったことをその日から実践するようになりました。例えば、苦手な電車に乗る時です。
いつもの私なら「電車の中で発作が起きたらどうしよう」→「無事に電車に乗ることができました。ありがとうございます。」と乗れたことを”過去形”にして感謝の言葉を心の中で唱えることにしました。
「奇跡のありがとう口くせ」を1日500回言え
「ありがとう」という言葉には、心身に溜まったネガティブなエネルギーをポジティブなエネルギーに変える力があるってことだ。
私が体調が悪くて外出もできずに、呼吸するのさえやっとの時に実践したことがあり、そのことがこの本にもわかりやすく書いてありました。
「ありがとう」という言葉には、辛いことをほんの一瞬でも忘れることができる魔法の言葉なのです。
私が命の恩人と思っている鍼灸の先生から、とにかく感謝していることをノートいっぱいに書いてくださいと言われました。その時は、全然思いつかなくて、ノートがスカスカだった記憶があります。
普段使っていなかった思考を使ったり感謝の気持ちが溢れると、簡単に言えばその間は感謝ビームが出て、辛い時間がほんの一瞬でも減らすことができるのです。
まとめ
病気を患って辛い毎日を送っていると、藁にもすがる思いでどんな手段でもいいから何か打開策が欲しくなります。私自身も、治療に行き詰まり、体調もどん底で長い時間苦しみました。そんな渦中にいる時に、信頼している方からおすすめしてもらったのがこの本でした。
この本を読んだときは、宇宙についてなんて全然わからなかったし、引き寄せの法則も聞いたことはあっても実践をしたことはありませんでした。
私は読んですぐに実践しました。ここで「明日から」にしてしまうと、どんどん後回しになってしまうので、私はできそうなことはすぐにやるようにしています。
辛いことや、嫌なことがあっても「やった!願いが叶った!」と無理やり唱えることもあります。嫌なことが起きたばかりの時はそんな風になかなか思えませんが、時間が経つと必要な出来事だったんだ!と思うことあります。
だから一見、辛い出来事でも「ありがとうございます!」と感謝の言葉を唱えて受け止めるようにします。
人に話すと、かなり怪しいので、自分の心の中で唱えることに感謝します。そうすると、出来事1つ1つに意味があることに気が付きやすくなります。
すぐにポジティブな思考になるのはなかなか難しいですが、少しずつ自分にできること、自分に会ったやり方で実践することをおすすめします。
病気を治すきっかけになるのは、なんでも良いと思います。私はこの本も含め、たくさんの出逢いから良くなっていきました。
「体調が良くなりました!ありがとうございます!」と今日も明日も唱えます。