初めて精神安定剤の服用は効果なし?薬の内容と実際に飲んでみた結果

オハマのおはなし第11話は、初めて薬を服用開始したときのおはなしです。もう10年前のことですが当時のおくすり手帳を見ながら色々と思い出しました。

前回のあらすじ
パニック障害の治療をするべく、病院を転院し本格的に理療を受けることに決め、薬も飲み始めることになりました。

転院先の心療内科の様子と初診の内容

薬の服用開始(SSRI・睡眠薬・頓服薬・漢方)2009年8月〜服用開始

初めてパニック障害と診断されたときの最初の病院で処方された薬は服用していません。なので2つ目の病院で初めて服用しました。

もはや当時の私には薬を拒否する選択肢はありませんでした。

気がついていなかったのですが、うつの状態もあり、私の睡眠状態がよくなかったようです。

当時の睡眠状態は、会社員時代から中途覚醒がひどかったです。激務のときは朝も早く会社に行っていたので、朝の6時半には起きていました。寝るのは21時と早いのですが(眠くて起きてられない…)夜中に何度も目が覚めてしまうのです。

そして、なぜか電気とテレビをつけていないと怖くて寝れなかったのです。

当時はそれがおかしいとは気づいていなかったし、小さい頃から寝るのが大好きな私が睡眠障害を先生に言われたときはびっくりしました。

まず、服用することになった薬(※私の場合です)

  • ジェイゾロフト※(SSRI)25mg 夕食後1錠
  • レンドルミン(睡眠導入剤)0.25mg 就寝前1錠
  • ソラナックス0.4mg 発作時の頓服薬1錠
  • ガスモチン5mg(胃薬) 毎食1錠

※(SSRI)「選択的セロトニン再取込阻害薬(Selective Serotonin Reuptake Inhibitors)」と呼ばれ、SSRIと略称されています。

ジェイゾロフト

効能
憂うつな気分や不安感をやわらげ、意欲を高めるお薬です。うつ病や不安障害の治療に用います。

ジェイゾロフトは、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類される抗うつ剤になります。セロトニンの働きを高める作用のあるお薬となります。

副作用
下痢や吐き気といった胃腸障害。眠気・頭痛・めまいなど。

※引用 http://cocoromi-cl.jp/about/sertraline

レンドルミン

効能
不眠症の治療に用いるお薬です。

副作用
残眠感・眠気・ふらつき・頭重感・だるさ・めまい・頭痛・けん怠感・不穏・興奮・発疹・紅斑などがあります。

※引用 http://www.rad-ar.or.jp/siori/kekka.cgi?n=10874

ソラナックス

効能
不安や緊張を和らげる心理的要因による身体の不調を改善し、入眠を助けるお薬です。脳に働き、興奮を抑える物質(GABA)の働きを強めます。

副作用
眠気・めまい・ふらつき・頭痛・不眠・目がかすむ・ものが二重に見える・口が乾く・胃腸障害・脱力感・筋肉の脱力・発疹・肝機能検査値異常などがあります。

※効能や副作用等については、医療機関や薬剤師に直接聞くことをオススメします。

パニック障害の私が薬を服用してみた結果

私のお薬人生でこの3種類を服用することからはじまりました。

幸い、副作用はほとんどなかったと思います。ジェイゾロフトの副作用は、眠くなったり、めまいがしたりすることがあるようでしたが、眠さは我慢できたし、めまいも起きませんでした。

ただ、逆にこのお薬が効いてる感じもしなかったのは覚えています。

眠剤のレンドルミンを服用することで寝れるようになったのか10年以上前のことでなかなか思い出せないのですが、眠剤の効き目はあり、まとめて寝れるようになっていたと思います。

副作用については、当時は夕方からのバイトだったので、午前中からの仕事だったら眠さがきつく残っていたかもしれません。でもこればかりは個人差があると思います。

ソラナックスについては、頓服薬なので発作が起きそうになると服用するのですが、眠さは起きます。発作が起きると非常に疲れるので、ソラナックスを服用をした時で横になれる時は横になるようにしました。

初診から1週間後に再度受診となりました。お薬の副作用等の確認も含めてだと思います。

そこで漢方が追加されました。追加分)ツムラ六君子湯エキス7.5g毎食前。

当時、薬についての説明があったかは覚えていません。今なら病院に行く際には、大事なことはメモをするようにしているのですが、当時の私はそんな余裕はなかったので、説明を受けていたとしても理解はできていなかったと思います。

今になってやっと薬の効能などについて調べることができるようになりました。

約10年経ってやっとです。

どうしてその時に調べなかったのか、当時の自分を責めたくなることもありますが、過去に戻ることはできません。

だから後悔することはしたくないし、今になってこれまでどれだけ受け身の自分だったかがよくわかったし、やっと向き合うことができるようになり、こうしてブログで書くことで誰かに私の経験がお役に立ててれば嬉しいです。