4つの東洋医学治療を同時に受けて体調は改善した?【パニック障害】

「オハマのおはなし」第16話は、当時通院していた病院(西洋医学)のほかに通っていた、東洋医学治療のおはなしです。

前回のあらすじ
大きなパニック発作がきっかけで彼氏とも別れて、両親と共に北海道に移住することを決めました。

母にも初めて病気の弱音を吐き、段々と調子を戻してきたような気がしていました。

はじめて家族の前で弱音をはいて涙する。

パニック障害の治療のために受けていた東洋医学治療

痛みが少ないカイロプラティック

月に一度通院していた、病院(西洋医学)の他に、カイロプラティックを週に1度受けていました。バキボキする感じではなくて、痛みはほとんどありません。先生の手技のみの治療で脳に手で刺激を与えたり不思議な治療法でした。

ただ、私の身体は敏感なので先生の治療が終わると必ず30分ほどで下痢をしていました。

当時はどうして下痢するの〜仕事中に困るからやめて〜!と思っていました。

オハマ
今振り返ると下痢はデトックスしてくれるので良い効果だったことがわかりました。

滞っていたものが貫通してデトックスというイメージです。

接骨院で自律神経を整えるための「BIO」を使った微弱電流治療

働いていた接骨院でも治療していただき、「BIO」という機械を使って身体に微量の電気を流して自律神経の流れを良くしました。

これは手首と足首の4箇所のクリップを装着して弱い電流を流すのですが、痛みは全くありません。敏感な私でも副作用は感じませんでした。治療時間は30分ほどだったと思いますが、その時はただ仰向けで横になっているだけで良いので、苦しくはありませんでした。

この頃は、うつ伏せの姿勢が結構つらくて息苦しくなってしまうこともあったので、うつ伏せでマッサージの際は短めにしていただいたりしていただきました。つらい姿勢があれば、遠慮なく伝えて大丈夫だと思います。せっかくメンテナンスのために治療をしているのに、その場所で体調が悪くなってしまったらトラウマになる可能性があります。

接骨院では、だいたい初診の際に問診票を書くことが多いと思いますが、問診票につらい姿勢や長時間の治療がきつければどれくらいの時間で終わるかも聞いた方が良いと思います。

終わる時間が分かれば心の準備もできると思います。私のような病気だと、終わる時間が分からない時って心の負担になる場合がとてもあります。

自分の体調を一番にして治療していいと私は思います。

同じ接骨院で鍼灸治療も受けていました

この他に耳鍼をしたり、肩こりと腰痛もひどかったので置鍼をする治療をしました。

置鍼の鍼は非常に短いのですが、耳にさす時に痛みが出るツボもあります。注射が苦手な私でも、なんとか我慢できました。でも私はアトピーも持っていたので肌が弱いのでシールでかぶれが出ることもありました。

8時間以上立ち仕事だったので腰痛もあり、腰を鍼治療をしていただいていました。

鍼治療をした際に、私の身体には効きすぎて、腰を抜かして歩けなくなってしまったことがありました。すぐに歩けるようになったのですが、しばらくサラシで腰を固定して勤務していました。鍼の種類によって太さは様々ですが、髪の毛のように細い鍼の太さもあるので、痛みは置鍼よりかは少ないと思います。(あくまで私の場合です。)

でも、鍼治療は敏感な私の身体には合わないことがわかったので、それからは鍼治療をすることは避けています。

肩と腰のマッサージももみ返しが強く出てしまうので、マッサージの時はとっても弱くやっていただきました。治療していただく先生には、首と肩のコリがひどいとよく言われていました。自分でも自覚はあって、肩こりはいつもありました。

気功を使った東洋医学治療にも通いました

ここで新しくはじめた治療で、気功を使った治療にも通い始めました。私は敏感体質なので、すぐに氣を感じることができて気功は自分に合っていると感じました。

氣のイメージとしては、手がピリピリしてかゆくなってくるのです。私も初めての経験ですが、目に見えないもので怖いイメージがある方もいるかもしれませんが、私は怖いとは思ったことはありませんでした。

気功の先生に肩の治療をしていただくと、その部分がホッカイロを置いたようにぼんやりと温かくなるのです。不思議ですよね。でもとっても心地よかったです。その先生は遠隔治療もできるそうで、その時は遠隔治療をしていただくことはなかったのですが、なんでその場にいないのに遠隔治療ができるのか不思議で仕方ありませんでした。

治療の他にその先生から気功の教室を開いていただき、週1回通いました。内容は約1時間のコースで氣を高める体操をしたり、太極拳をしたりとても充実した時間を過ごすことができました。

教室で複式呼吸をするのですが、私の呼吸が浅いことをはじめて知りました。腹式呼吸はお腹に空気を入れるのですが、全然たまらないのです。

ここで腹式呼吸の大切さを実感しました。

この頃受けていた東洋医学は効いたの?

自分の中でのルーティンもでき、仕事のない時間は自分の身体を治療する時間として決めて様々な治療に挑戦していました。

各治療院の先生には、私が受けている他に私が受けている治療を正直に伝えていました。

ここで紹介した4つの治療が効いていたかどうか、はっきり言うと定かではありません。しかし事実としてこの頃は週6日働いていたので、確実に身体の調子は良くなっていたと思います。

もちろん病院で処方されている薬も毎日服用しているので、調子がいい理由も何が影響していたとは言い切れませんが、間違いなく病気を治すことに前向きに色々挑戦したことが、体調とココロの改善になっていたと思います。