パニック障害で田舎に移住を決断したタイミングでの夫との出会い

夫との出会い

「オハマのおはなし」第18話は、今の夫との出会いの話です!

前回のあらすじ
パニック障害の治療のため、精神科に通いながら様々な東洋医学治療にも挑戦し、さらにはアロマテラピーの資格も取得し、病気を治すために必死になっていました。

一方、病気が原因で彼氏とも別れ、家族と共に北海道に移住することに決めました。

パニック障害のためにアロマテラピーの資格を取得

北海道に移住を決断、そして高校時代の友人と再会

当時、父が北海道に単身赴任していたのですが、父の故郷が北海道ということもあり、そのまま北海道に家族で引っ越そうという話がありました。

オハマ
第14話(パニック障害が原因で彼氏と別れました)で簡単に書きましたが、彼氏とも別れ、病気を治すためには田舎暮らしの方がメリットが多いと判断し、北海道への移住を決めました。

もう東京で恋愛するつもりはなかったので、仕事に没頭する日々。

そんな時にたまたまFacebookで繋がった高校時代の友人たちと、何人かで10年ぶりに集まろうという話になりました。

混雑した電車に乗れない私をフォローしてくれた

LINEグループで集まる日程を決めたのですが、その日は都内の大きな花火大会の日のため、夕方は電車が混むことが予想できたので「私は行けないかなぁ。」と濁して断ろうとしていました。

その時に夫から個別にLINEがきて、「もしかして電車乗れないの?」って言われました。

「なんでわかるの?」とびっくりした私。

夫には素直に

オハマ
「私はこういう病気だから、電車に乗れないから行けないんだ。ごめんね。」

と伝えると、

「じゃあ電車が込んでいない時間に、時間を作るから早く集まろうよ。」

と言ってくれたのです。

正直、「なんて優しいんだ!高校時代こんな人だっけ?」なんて思いました。夫の気持ちも嬉しく、花火大会が始まるずっと前に集まってくれて2人でお茶をしました。

そんなこんなで高校卒業以来に再会した私たち。久しぶりに友人たちにも会えて楽しい時間を過ごすことができました。

それから夫と連絡をとるようになり、2人で出かけることになりました。

そして初デートは那須。なかなか遠出が出来ない私のために車を出してくれて、那須まで連れてってくれました。そういう心遣いがとても嬉しかったです。でも、私は北海道の移住を決めていたし、北海道に行く前に半年間、福島の祖父母の家に住むことも決まっていたので、私は恋愛モードにはなっていませんでした

思いがけない告白と私の心境

那須からの帰る頃に、夫からの突然の告白。半年後に私は福島と北海道に行くことも病気のことも伝えているのに、なんてことをいうんだ!と正直思いました。

ただ、夫の誠意はきちんと伝わり、私自身たくさん考えてすぐに答えは出さずたくさん考えてどうするかお返事をしました。

遠距離愛になる不安。年齢的(27歳)にも「結婚」という文字もよぎるしどうしよう。とずっと考えていました。ただ、夫といる時は楽しかったし、「今を楽しみたい!」という気持ちが優先になっていました。この再会と、夫からのアプローチから私の人生はまた変わっていくことになります。